常盤小学校にて授業実施

11月26日、常盤小学校で令和3年度「いのちのふれ合い授業」が行われました。
今年度も、コロナ禍での感染対策を意識して、講堂にて換気をしながら、座布団やブランケットを手に2年生が集まってくれました。

どの学校でもその年その年の学年カラーがありますが、常盤小学校の2年生は素直な元気いっぱいの優しい子どもたちでした。
司会者の問いかけに積極的に上がる沢山の手!!本気で発表したい目力込みで訴えてくる真剣さに、スタッフは嬉しくて一人でも多くの子のもとへマイクを持って小走りに。

 

そして、妊婦ジャケットを装着したスタッフが演じる「妊婦さんの日常」では、臨月のお腹を抱えてこわごわ階段を下りる姿にハラハラし、重い荷物を取り落とす妊婦さんに「あっ!!」と声を上げる優しさが講堂中に広がりました。
再現劇を見た感想も
「座れる場所を見つけて連れて行く」
「荷物を持ってあげる」と、自分にできることを考え、
「階段が見えなくなるって知らなかった」と発見してくれていました。
妊婦マークにも「それ知ってる!」「電車のとこにあるマーク」と、普段から観察している子どもたちの気づきを確認できて、確かな成長に目を細めるスタッフや先生方でした。

 

尚、この授業を実施するには、動画出演協力の妊婦さん産婦さん、担任やなかよしの先生方との打ち合わせ、体育の授業との調整、講堂の音響や施錠のことで何度も往復された教頭先生のお力、帰宅したお子さまと話し合ってくださるご家庭等々、大勢の方の想いと行動が結集しています。
改めまして、御礼申し上げます。